仕事を辞めたい!と思いないがら、仕事に行く。そんな状態は、とてもストレスです。体も緊張をしていきます。

でも、同じように仕事をしている人でも平然として、過ごしている方もいます。

性格の違い。と言ってしまうの簡単ですが、それぞれの特徴を検証をしてみたいと思います。

今回のポイント!

ストレスがたまりやすい人と平然としている方の違いは?心の緊張が体の緊張に繋がります。溜まっているストレスを除去し、平然としている人のように、ストレスに強くなっていくにしたいことをまとめています。

ストレスが溜まりやすい状態とストレスがたまりにくい状態の違い。

ストレスそのものは、刺激であり、生きていくうえでは大切なものです。現代人はそのストレスが過剰な状態。そのため許容量を超えてしまっている方が緊張を起こしやすい状態になっています。

平然としている方は、その許容量を超えていない方と言えます。人によってその許容量は違いますが、同じストレスを受けてもたまりやすい状態とそうでない状態があります。

ストレスがたまりやすい状態

  • 猫背のように背中が丸い
  • 呼吸が浅い
  • 睡眠が浅い
  • 溜め寝をすることが多い
  • 首や肩こりがある
  • 腰が痛い
  • 糖質類ばかりを食べている
  • 便秘気味
  • 冷え性
  • 口内炎がある

該当するものはありましたか?こちらはあえて、体に起こる反応として書いています。

心が感じているストレスは必ず体に表れてくるからです。

その体の声をどれだけ聞けるか?

それが、ストレスを除去することになっていきます。心とからだは一体です。体の緊張を緩めれば、必ず心の緊張が緩みます。

ストレスを感じてしまった時に楽になっていく方法

その場でたまったストレスを除去をしていのに、おすすめな方法は、シンプルです。

姿勢と呼吸を整えることです。

気功では三調を整えるとも言いますが、座った状態で行いましょう。

  1. 腰骨を立て、背骨がまっすぐになるように座る(椅子でも正座でもよい)
  2. 軽く目を閉じる
  3. 微笑みをうかべるように、口角を軽く上げる
  4. 呼吸の長さは気にしないで、静かに鼻から吸い、鼻から吐く。
  5. 呼吸の流れを静かに感じる。鼻に入り、のどを通り、胸に入り、おなかに落ちてくる感覚。おなかから胸、のど、鼻へと空気の流れを感じる。
  6. 5分~10分ほど繰り返す。

マインドフルネスのような簡易的な瞑想ですが、脳波が安定し、自律神経が安定をしてくるため気持ちが楽になっていきます。

科学的なデータでも、瞑想が、ストレスを除去をしていくこと確認をされています。

他にもおすすめな呼吸法としては、脳の疲れも解消をする山根呼吸というもあります。

ストレスに強くなる3大原則

では、根本的にストレスに強くなるためには、何をしていけばいいのか?

基本的には3つのことを整える事が、とても重要です。この3つをすることで、ストレスに対する耐性が付き、落ち込むことも減っていきます。

姿勢を整えること

すべての基本です。どんな不調であろうとも、必ず姿勢を整えてあげましょう。

背筋を伸ばすことではありません。

筋肉の無駄な力が抜け、凛としながら、中心が伸び、地に足がついているような状態です。

骨で立っているような状態です。座っているときも同じです。

そうすることで、自律神経が安定をし、脳波が安定をしていきます。

姿勢が悪いと内臓を圧迫して負担をかけますが、姿勢が整うことで、内臓への負担が軽くなります。

内臓機能がしっかりと働きやすく、感情をコントロールしているホルモン分泌も変化をしていきます。

呼吸を整えること

ある意味姿勢とセット。姿勢が整うことで、呼吸が深くなり、呼吸が深くなることで姿勢もよくなっていきます。

呼吸は肺でしています。肺は、自分の意志で唯一動かせる内臓です。内臓は、自律神経が支配をしています。ですので、肺を通じて、自律神経をコントロールをしていきます。

呼吸を深くしていくことで、リラックス状態の副交感神経優位になっていきます。

さらに、脳波はアルファ波(リラックス状態)が出やすく、取り込んだ酸素が、血液を通じて全身にいきわたり、ミトコンドリアが活性化をしていきます。

ミトコンドリアが活性化をすると、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーが生み出され、ATPがあることで、細胞が活動をすることができます。

細胞が元気になると、体が元気になり、精神的にもとても安定をしていきます。

精神は、心の動きだけが影響をするのではなく、体の機能的な問題のほうが影響が高いからです。

食を整えること

感情というのは、ホルモンの動きなのですが、そのホルモンは、タンパク質が分解されたアミノ酸で構成をされています。

気持ちが落ち込んでいるときは、ドーパミンやセロトニンが出ていないことが多いです。

積極的に取りたい栄養素としては、

  • タンパク質
  • 鉄分、亜鉛
  • ビタミンB群
  • 発酵食品
  • 食物繊維

この辺りは、現代人が特に不足しがちなので、積極的に取られると気持ちもだいぶ変化します。人の心と体は食べたもので出来ています。

現代の日本は、糖質に偏った食事が広がっています。ですので、自主的に気にして摂取をしていかないと、栄養不足になっていきます。

ホルモンの元となければいくら心を整えようとしても、変わらない傾向が高いです。

一つ一つ口にするものが、あなたの精神をつくっています。

ストレスに強くなる心とからだは「当たり前」変えることつくられる

病の一番の原因は、ストレスです。9割はそうだともいえるでしょう。

ストレスがたまりやすい体の状態を把握し、日々の「当たり前」をどれだけ変えていくことができるのか?

それが、ストレスに対して強くなり、自分自身の人生を変えていきます。

あなたの人生は、あなた自身が主役。

主役が活躍をしていく生活を送っていただければ幸いです。

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