人前に立ち緊張をしてしまったとき、うまく話ができない。言葉が出ない、顔が赤面してしまう、続かない。そんな方のためにまとめた記事です。
主に、2つのことにフォーカスしています。
緊張をしてしまったときに何をすれば心が落ち着くのか?
そもそも、緊張をしない心を作るにはどんなことがすればいいのか?
お気軽にお読みくださいませ。
目次
緊張をして話をがうまくできない。落ち着いて話をするには?
私も以前は、人前で話をしようとすると、言葉が出ないで、赤面をすることが多くありました。
話をしたいけど言葉が思いつかず、出てこないのです。
ですが、今はセミナーやレッスンで人前で話をしていくのがある意味お仕事です。乗っているときは、自然と言葉が出てきます。
でも、ときたまになれない場所で、なれない人たちが大勢いるときに、話をしようとすると心臓がドキドキをして、緊張をしそうなときがあります。
そんなときに心落ち着かせるひとつの呼吸法をしています。
緊張した心をほぐす呼吸法
人前で話をする前に以下の呼吸法を行いましょう。緊張しているというのは、気が上がっている状態です。
その上がった気を下げることでによって、心が落ち着いていきます。
- 姿勢を整える
- 足の裏を感じてみる(椅子の場合でも)
- 足の裏から空気を吐くイメージで、息を吐いていく。
- 足の裏から空気を吸い上げてお腹に溜まっていくイメージで、息を吸う。
- ③と④を繰り返す。
以上の呼吸法をしていくと、気が下がり、重心が下がっていきます。そうすることによって緊張がほぐれていきます。1分〜5分ほどでOKです。
注意点として、一所懸命におこわないこと。ゆったりと苦しくならない程度に行いましょう。
緊張して話がうまくできない原因は?
そもそもなぜ、緊張をしてうまく話ができなくなるのか?少しだけ触れましたが、気が上がっている状態が問題です。
気が上がっている状態とは、簡単に言えば、重心がフラフラとしていて、呼吸が浅くなっている状態です。
この状態を解消をしていかないと、緊張をしやすい状態は根本的に解消をすることはできません。
- 気が上がり、重心が上がる状態は、押すとフラフラ安定しない状態。
- 呼吸が浅い状態は、精神を安定させる自律神経が不安定な状態
緊張をしなくなる心をつくる方法
緊張をしてしまう状態をを解消をするためには、気を下げて重心が下がり、呼吸が深い状態を作る必要があります。
気が上がり、呼吸が浅くしてしまっている状態を把握し改善をしていく必要があります。
心だと、心の部分を見がちですが、もっと簡単な方法があります。それは、体の緊張をほぐすということです。
心の緊張は、必ずと行っていいほど体の何処かに緊張を引き起こしています。筋肉に力を入れて、こわばっている状態です。
そのこわばりを解消をしていくことで、気が下がり、呼吸が深くなっていきます。そのこわばりは、人前で緊張をするだけではなく、疲れや不調を引き起こしていく原因でもあります。
体のこわばりは、気血の循環を悪くしていきます。そうすると、気が上がりやすく、重心も上がり、呼吸を浅くしていきます。
特に体が緊張をして筋肉がこわばりやすい場所は、首肩、腰、太もものあたりとなります。
それぞれの緊張をほぐすだけでも、変化をしていくことでしょう。
部位別の筋肉の緊張を解消する方法
3つの緊張をした筋肉をほぐす方法は以下を参考にしてみてください。ちょっとしたことできるほぐしの方法です。ここでは3つの方法をご紹介しています。
後頭部をほぐす方法
後頭部をほぐすことで首肩まわりが楽になっていきます。
- 首を動かし今の状態を確認
- 両手親指を亜門穴に当てる。きつい場合は人差し指中指でもok
- 八の字を描くように、後頭部の骨の際を切るようにほぐす。5~10回は繰り返しましょう。
- 首を動かし変化を認知する
腰の緊張をほぐす方法
おしりの筋肉をほぐすことで、腰も楽になっていきます。
- 長座(床に座り足を伸ばした状態)の姿勢で前屈をして、腰の動きを確認
- 両手を後ろにつき、両ひざをたて、横に倒す。(横座りのような状態)
- 片方のおしりを床に押し付けるようにほぐす
- 手の位置を変えることでほぐれる場所が変わる。緊張している場所、気持ちがよい場所でほぐしましょう
- 最低1~2分ほど行い、反対側へ
- 左右繰り返す
- 終わったら長座をして前屈をして、腰がほぐれたのを認知する
太ももの緊張をほぐす方法
うちももほぐしを行います。
- 椅子に座る、床に座った状態で行う。
- 足を上げ下げして動きを確認。
- 太もも内側の骨をを確認。わからない場合は、もも内側の真ん中に手を当てる
- 骨の際から筋肉を剥がすような感覚でほぐす
- 膝から鼠径部までの間をほぐす
- 1〜3分くらい行う
- 左右繰り返す
- 終わったら、足を上げ下げしてみて変化を認知
他にもやり方はございますが、お手軽にできるにこの3つです。大事なことはただほぐすのではなく終わったあとです。
変化を認知していくこと
人の体はいつもの状態に戻ろうとするホメオスタシスの働きがあります。変わったことを認知をしていくことで、緊張がほぐれた状態が普通の状態になっていきます。
とても大事なことです。
緊張が生まれない状態を作るために大切なこと
体の緊張をほぐしていくと、自然と心の緊張はほぐれていきます。気が下がり、重心が下がり、呼吸が深くなっていくからです。
でも、緊張を生んでいる原因も解消をしていかないと、またこわばっていきます。
そのためには、日常的な姿勢やストレスを貯めない環境または解消をしていくこと。
基本的なことですが、それが一番重要となります。
顎の位置を変えるだけでも、姿勢が整い呼吸が深くなるので、いつでも顎を引き後頭部を伸ばすようにしましょう、
人前で落ち着いて話をしていくためのまとめ
緊張をして人前で話がうまくできない原因は
- 気が上がり、重心が上がって体がフラフラしていること
- 呼吸が浅くなり、自律神経が不安定なこと
人前で話をするときに、緊張をしないための呼吸法は、
- 姿勢を整える
- 足の裏を感じてみる(椅子の場合でも)
- 足の裏から空気を吐くイメージで、息を吐いていく。
- 足の裏から空気を吸い上げてお腹に溜まっていくイメージで、息を吸う。
- ③と④を繰り返す。
緊張をしてしまう心を変えていくために、緊張をしている体をほぐすこと。その中で特に緊張をしやすい首肩、腰、太ももをほぐしてあげること。
根本的に、緊張が生まれない状態を作るためには、気が下がり重心を下げて呼吸を深くすること。
そのためにまずは、姿勢を整え、重心が下がる状態を作ること。
こんなポイントは把握しながら行っていきましょう。心とからだは日常生活の積み重なです。
日々の積み重ねを大切にして、緊張した心やからだをほぐしていきましょう!
読んでいただきありがとうございました!