こどもが粗相をした時、旦那さんが言うことを聞いてくれなかったり、ついつい眉間にしわを寄せ、笑顔が引きつり、目が笑わない。
そんなときは、体にある「特徴」が現れています。
それは肩に力が入りすぎていること。
肩に力を入れすぎているために、首肩の筋肉が緊張し、顔の筋肉が緊張し笑顔がひきつっていきます。
ここ一年くらい、小さいお子さんを抱えたママさんたちに気功レッスンをしています。参加される方、全員といってもいいくらい、肩に力が入っています。
でも、これは当然といえば当然。
子供を抱っこしたり、家事をしたり、忙しいママさんたちはついつい肩に力が入ってしまいます。
その状態で、コミュニケーションをとるから、笑顔が引きつりやすくなるのです。
〇肩の力が入ると、なぜ笑顔に影響していく?
これは鶏と卵みたいな関係です。
肩に力が入り、笑顔が引きつる方もいれば、笑顔が引きつるから、肩に力が入ります。
体はすべてつながっています。
概念的なものではなく、構造的にです。気の流れも、筋肉の構造も。
試しに、歯を食いしばって首を回してみてください。
うまく回りませんよね。
次に、微笑みを浮かべながら、首を回してみてください。
さっきよりも動きがよく、回りやすいくなります。
一般の方は、首と肩を別に考えることがあります。
ですが、筋肉的にはつながっていますので、あごに力が入ると自然と肩も緊張し、動きが悪くなります。(筋肉名でいうと、僧帽筋、胸鎖乳突筋、斜角筋など。)
あごに力を入れると、肩に力が入ります。
もちろん、逆もあります。
肩に力が入り、それと連動して、首やあごが緊張し、笑顔が引きつっていくのです。
〇そのまま緊張が続いていると?
もし、このまま肩に力が入り続けていると、心や体はどうなるでしょう?
肩が緊張しているというのは、力を入れ、筋肉を固くしている状態です。
筋肉をギュッと締めています。そうすると、血管やリンパ管等も圧迫されていきます。それが循環の悪さを生んでしまうのです。
血やリンパなどは、全身に栄養、酸素、熱を運んでいます。でも、筋肉が硬くなっていると、物理的に流れが悪くなり、栄養、酸素、熱が運ばれなくなってしまいます。
脳へのめぐりが悪くなると、イライラ、疲れやすい、集中力がない、記憶力の低下などにつながります。
また、単純に首肩の緊張はこしにも伝わります。腰が硬くなると、太ももが緊張します。太ももが緊張すると、福原儀が緊張していきます。
体は連動しています。一部分が硬くなることで、全身に緊張を生んでいくのよくあるお話です。
〇具体的にどうする?
一言でいえば、力を抜くこと。緊張している首や肩の力を抜いていくことです。
そうはいっても、力を抜くことは簡単なようで、難しさを感じること多いです。
口で言うのは簡単なのですがね(^^)
こちらに力を抜く方法を7つのステップでまとめていますので、よかったらご覧ください。
ファンソン〜「力の抜き方」7つのステップ〜
〇つながり
人の心と体は繋がっています。これは西洋医学的に見ても、東洋医学的に観てもです。
笑顔が引きつるとき、一番多いのは、肩に力が入っていること。
では、なぜ肩に力が入るのか?
単純に動きの癖や姿勢の崩れというのが多いですが、心の問題。ようはストレスを受けた時に起きる反応の一つでもあります。
どれかにとらわれず、日々の生活の中で整えていくことを意識していきましょう。それがに何よりです。
具体的にしていくことがわからない方はこちらから行ってください。
大抵の不調は姿勢が変われば改善。自然体な姿勢をつくる9の秘訣
読んでいただきありがとうございました!
今日も一日素晴らしい日々でありますように☆