職場の人に怒られた。。
私は、今でこそ気功のインストラクターとして活動していますが大学を卒業した後は日雇いの仕事で、日銭をコツコツ稼いでいる時期もありました。
要領も悪く、コミュニケーション能力もさほどある方ではなかったので、怒られることも多かったです。
よく人の話を聞いて、「はい」と言っていましたが、それは素直に受け入れているというよりもただ、迎合しているだけ。聞いているようで、聞いていないそんな状態です。。。
仕事も終わった後は、
「はぁ、疲れた~」
そんな気持ちになることも多く、休みの日はダラダラとして、かったるい、やる気が出ない、疲労感は残っている感じでした。
そんな私が、今では以前の仕事量も質も3倍以上に活動していますが、以前のような疲労感はほとんど感じません。疲れないわけではありません。充実感が伴い、気楽なのです。
特に頑張ってしているわけではありません。
人が疲労感を感じていく要因は様々です。
眠気、働きすぎ、動きすぎ、動かなすぎ、人間関係、食べ過ぎなど、、、
様々な要因がありますが、ある「一つ」の共通点があります。
これを変えていくと、疲労感を感じることが劇的に減ります。
何より、、、、
自分自身に素直になり、心も体も軽やかに過ごし、今まで感じてい疲労感も同じことをしていても感じ方が変わっていきます。ある意味、根本的に変わっていくからです。
どんな、たった一つの共通点があるのかというと、、、
「力の入りすぎ」
それが、大きな問題を引き起こしていきます。
〇現代人はとにかく、緊張しすぎ。
都内を歩いていると、とても肩ひじを張っている方が多いです。それは肉体的にも、精神的にも。
現代社会はストレス社会。病の8、9割はストレスが原因である。そんな風に仰る先生もおられます。
東洋医学でも病の主な原因は内因(七情)という感情の変化によっておこると考えています。
日本の名物?として、朝の通勤ラッシュがありますが、あれも中々のストレス感じる状態。狭い密室にぎゅうぎゅうに押し込められて、色々なにおいや音もする。なかなか大変です。
敏感な方で、電車が苦手で調子を悪くなるかたも多いです。平気だ!という方もおられますが、それは鈍くなっているだけ。
ストレスを感じ続けていると、そのままでは身体はまずい!と思い、自然とストレスを受けていても感じない状態を作っています。
行き過ぎた、成果主義も同じ。求めすぎて、頑張りすぎると、体は緊張していきます。
頑張るというのは「頑」なに「張」る。ということ。
実際の成果においても、短期的に見れば、頑張ると成果が上がるということもありますが、中長期的にみると、いいかげんにしていくことが需要です。
適度にしていくということ。いい塩梅でという意味です。そちらの方が量も質も上がっていきます。
頑張らなくても、成果がでる。楽にできるリズムをつくることです。
〇なぜ緊張し、力が入る?
多くの方の動きや身体を観察していると、精神状態は外側の肉体に表れています。
その中で、ほとんどの方に表れるのが「力み」。
ストレスを受けると、それから身を守るために、自然と力が入ります。無理やり頑張りすぎると、いやいや物事に当たるため、ストレスが強くなります。
イメージしてみてください。
もし、あなたにすごく嫌いな食べ物があり、すごくまずいのに無理やり食べさせらたら、どんな状態になりそうですか?
とっても嫌で目を瞑り、肩に力が入りそうです。
かつて、テレビ番組で熱湯風呂にはいるのがありましたが、入る方はとても緊張していましたよね?
時には頑張ることも必要ですが、本当にあなた自身を成長させていくときは、頑張りすぎるのではなく、「少し頑張る」。それを継続し、積み重ねることが一番です。
そうすると、頑張らなくても自然にできる状態が増えていきます。
〇力が入ると何が問題?
力が入ることで、一番の問題は、「循環」が悪くなることです。気、血、水(リンパ、脳脊髄液等)の循環です。
これらは全身に栄養や酸素、熱を運んでいます。脳もそれがめぐらないと活動することが出来ません。
息を止めて、体を動かし続けることはできませんよね?
脳も同じです。循環が悪いと、体の機能が低下していきます。
さらに、、、
精神状態にも影響します。脳が酸欠状態でもイライラしていきますが、力が入った体は姿勢が崩れてくるため、自律神経の働きも乱れやすくなります。
神経も狭い隙間通って全身に行き渡っていますが、力が入り、緊張した身体は神経の通り道も塞いでしまいます。
そのため、自律神経も乱れ、精神状態に影響していきます。
全ての人に当てはまるわけではありませんが、、、
緊張し身体が固い人は、心も固くなる、思考が固くなる傾向があります。
私は正しい、あの人にせい、これは受け入れられない。。。
そんな思いが強い時、体も力が入り、緊張していることも多いです。
だけど、力が抜け、体が緩んでくるとそう言った思いからも自然と離れていきます。
肉体も力が抜けてくると、気、血液、水の循環が良くなり、健康面や美容面も変化していきます。
〇力を抜くとはつまり、、
「心身の無駄な力が抜けている」そんな状態にしていくこと。
気功や太極拳ではファンソン(放鬆)と言ったりしますが、ダラダラと力を抜くのではありません。
緊張の中でリラックス、動きの中のリラックス。
どんな時もでも、無駄な力が抜けている。。。
脳も肉体も、動作も、精神状態も、健康も、美容も、ひとが、最もパフォーマンスを発揮する状態が力が抜けた状態となります。
さまざまな、健康法・美容法、養生法、鍛錬法がありますが、「心身の無駄な力が抜けた状態」になっていくことが重要となります。
〇無駄な力が抜けてくると、、、
いつも、自然体な笑顔で、心地よい日々を過ごせる。疲労を感じることはあっても回復が早くなる、何より人生が楽しくなる。
ダラダラと力を抜くのではなく、凛としながらも楽しめる。緩んでいる。そんな状態が理想。
完璧に抜ける必要はありません。出来たら、達人ですし、どんなスポーツでもトップになれるといっても過言ではありません。
全てをあるがままに受け止めれるようになってしまうので、お釈迦様のようになるかもしれません。
少しでいいのです。ちょっとだけやるということがとても大切です。
出来ても出来なくてもさほど、問題ではありません。
「少しやる」
仕事も、健康も、美容も、人間関係も、スピリチュアルな部分も、、、
それが全てを好転させていく、唯一の道です。
具体的にまず何をしていくのか?それはこちらから確認できます。
力を抜けた状態になっていく、一番基礎的な部分であり、最も大切な部分です。
「少しやる」まずはこちらをクリックすることから始めてみましょう(^^)
http://kinokatachi.com/shiseimerumaga2016/
読んでいただきありがとうございました!