腕を上げた時に急に痛くなった!
五十肩になる方はとても多いです。特に現代人は。
昔の方は、窓を拭きをする。ハタキを使う、洗濯物を上げるなど日常の中で、上げる生活がありました。
現代人は減ってきています。デスクワークだと、下を向く生活になりがちです。
その生活を改善していかないと、痛みが引いたとしても、また痛くなる可能性があります。
なぜ、現代人には五十肩のように肩が痛くなる方が多いのか?痛みが起こる大きな要因
特に2つのことが大きく影響しています。それは、姿勢の崩れと動き方(からだの使い方)です。
一つは姿勢の崩れ。
スマホ、デスクワークなど、現代人は特に前かがみの方が非常に多いです。町中を歩いていても、姿勢が調っている、という方を探しても、1割~2割ほどいればすごいほうです。
本当に現代人は姿勢が良くありません。
五十肩の場合でしたら、特にあごが前に出ている姿勢。が影響します。
頭の重さはボーリングの玉くらいあります。それを首や肩を緊張させて支えてしまっています。
緊張とは、筋肉を収縮させて、力を入れている状態です。
その状態が、四六時中つづいていると、段々癒着していきます。
そうすると、気、血液、リンパ液などの循環が悪くなっていきます。
栄養・酸素・熱が運ばれず、疲労蓄積、免疫力低下、動きが悪くなっていきます。
息を止めて、体を動かすことはできませんよね。循環が悪いと、酸欠のようになり、動きが悪くなり、痛みを引き起こしたりしていきます。
自覚はなくても、蓄積はされてきますので、それが、爆発した時、五十肩のような痛みを引き起こしていきます。
もう一つの大きな要因が動き方(からだの使い方)。
姿勢が崩れた状態で動こうとうするから、無理な動きになるというのもありますが、姿勢がよくても、体の使い方があまり上手でない方もなりやすくなります。
例えば、腕を上げる動作。
これは、肩の高さまでは、首肩のあたりの筋肉を活用します。(僧帽筋上部、三角筋など)
肩から上に行く動作は背中を活用していきます。(僧帽筋中部、下部。広背筋など)
でも、五十肩になるような肩の動きをみると、肩から上にあげるときに背中を活用せずに、首肩周りの筋肉で無理に上げようとしています。
本来活用すべきところを使わずにあげようとすると、無理な負荷がかかり、蓄積されていくと、痛みとなって帰ってくるのです。
五十肩を予防するために必要な現代人でもできる日常生活の過ごし方
大切なことはいつでも姿勢を調える事。
特にあごの位置に気を付ける事をお勧めします。
あごをのどにひきつけ、後頭部を上に伸ばしていくような感覚で行うとよいです。
わかりにくい方は、あごを前に出した状態の感覚とあごを引き、後頭部を伸ばした時の感覚の違いを比べてみてください。
そうすると、おなかの感覚が違います。
あごを前に出すと、おなかが緩み内臓が下がり下腹がポッコリ。首肩は緊張。
あごを引き、後頭部を伸ばすようにすると、おなかがのび、軽く力が集まるような感覚があります。
日常的にあごを引き、後頭部を伸ばすと、背骨も伸ばされ、内臓も位置が整います。
五十肩だけではなく、全身に影響していきますので、ぜひ実践してみてください。
身体の使い方は、腕を上に伸ばすときに背中を意識すると、腕が上がりやすくなる感じがあります。
微妙な感覚ですが、日々の積み重ねが大切です。
もし、すでに五十肩で痛いときは、薬指を伸ばしながらバンザイする動作をしていくと動きの修正になり、背中が活用されていきます。
詳細はこちらの記事を参考にしてみてください。
五十肩に限らず、日々の生活の過ごし方であなたの心と身体の状態は決まっていきます。
健康づくりは資産形成と同じです。
日々、負債を積み重ねて、返済が大変な状態にするのか?
それとも、
日々、資産を積み重ね、趣味、仕事など好きなことを満喫できる状態にしていくのか?
それは、日常生活のちょっとしたことを調える事ができるかで決まっていきます。
是非、実践してみてください。
もっと、詳しく知りたい。動画で見たい。という方はこちらをご覧ください。
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http://kinokatachi.com/shiseimerumaga2016/
読んで頂きありがとうございました。
今日も一日、充実した日になりますように☆