なんか最近、肩こりがひどい
緊張しやすい、疲れやすい、
ストレスが溜まってイライラしやすい
ということはありませんか?

膝痛、腰痛、肩こり、四十肩、冷えなど
様々な症状がありますが、
慢性的な症状を改善する

ポイントは基本的に3つです。

緊張している筋肉をほぐすこと

関節の動きを良くすること

力を入れる動きの修正

今回は3つ目の力を入れる動きの修正に
お伝えしていきます。

これはイメージしにくい方も
多いかもしれませんが、

膝痛の方なら太もも

肩コリ、四十肩、頭痛に
なりやすい方なら肩まわり

多くの方が身体を動かすときに
必要以上に力を入れたり、
必要のないところにまで

力を入れて動いている方が
非常に多いです。

例えば、下記の写真のように
足を上げる動作。

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あなたはどこに力を入れて
足を上げますでしょうか?

多くの方が
太ももに力を入れてるのを
感じるのではないでしょうか?

本来太ももは、大腿四頭筋は
足を上げる動作をする筋肉ではなく
膝を伸ばす動作をする筋肉です。

ですが、動きの癖として
足を上げるのにも大腿四頭筋を
活用しようとして上げる方が

非常に多いです。

この動きの癖があると、
歩いている時、
立っている時にも

力が入りすぎてしまっていて

その結果、

筋肉を固くし、気血のめぐりを
悪くして膝を痛める、
股関節を固くしていしまっています。

脚を上げる動作ならば
大腰筋のあたりを活用できると
良いです。

大腰筋は胸椎12番(みぞおちの奥にある背骨)、
腰椎1〜5番から始まり、
大腿骨に向かってついてる筋肉です。

上半身と下半身
つないでいる唯一の筋肉で
脚を上げる動作は

大腰筋が活用されることで
上げることができます。

全く活用していないという
分けではありませんが、

必要なところの力を活用しないで
不必要なところに力を入れて
動いてしまっています。

無駄な力が入れば
その分、エネルギー消費も
多くなり、疲れやすくもなります。

よく、

腰が痛くなるのは、腹筋と背筋が弱いから
膝が痛くなるのは、大腿四頭筋が弱いから
肩が痛くなるのは、僧帽筋が弱いから

だから筋肉を鍛える必要がある。

それも必要な場合もありますが、
筋肉の使い方のほうが問題です。

筋肉を鍛えようと筋トレばかりしていると
力を入れる癖が付きやすくなるので、
注意が必要です。

力を入れないとできないのが筋トレですので、
非常に力を入れる癖が付きやすくなります。

もしするのならば、
必要最低限の力で大きな力が発揮できるように
行うと良いかと思います。

体幹トレーニングも同じです。

私が気功をメインに伝えているのは
必要最低限の力で、最大限の力を引き出すように
自分自身を使いこなすためのものが、

長い時間をかけて実践を通じて
培われたものだからです。

最新の科学的トレーニングは理論が先にあり
その後実践ですが、

古典は実践が先で、その説明をするために
理論があるだけです。

自分の身体の声を聞き、
どのように働いているのか
身体の声を聞いてみませんか?
読んで頂き、ありがとうございました。

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