これから長生きをしていくためにどんな健康法をしていけばいいのか?と考えている方におすすめです。
それは、一言で言えば「いい加減」であること。それが、いつまでも健康的で長生きをしていく上で大切な秘訣と言えます。
健康で長生きをする人としない人の違いは「いいかがげん」であること
よくこんなお話をしています。健康法を真面目に行うと「不健康」になりますよ〜
大事なことは、健康法を行うことではありません。それを通じて何を感じて言うのか?そこが重要となっていきます。
◯◯をすると健康になる。これを食べたほうが良い。運動をしたほうが良い。
健康法とは、あくまで「手段」です。
手段を目的化してしまうことで、弊害になっていくことがあります。
表参道で高齢者向けに気功ストレッチを指導をしているときにこんなお話がありました。
◯◯さんが60代で亡くなったしまった。あのひとは、食事は添加物や加工食品は一切取らずにオーガニック中心。
日々の運動も欠かさずに、健康のために一生懸命にしていた。なのに、病気になり、早めになくなってしまった。
でも、なかには、タバコを吸い、お酒を飲み、好きなものを好きなだけ食べているのに90歳を超えている元気な方もいるから不思議だよね〜
こんな、お話をされていた。70代女性の方がいました。これは、ある意味自然なことでもあります。
健康法をするから長生きをするのではありません。健康法をした結果「どのような変化」を感じたか?それが、重要なのです。
一生懸命に健康法を行うと、心やからだに緊張状態を生む傾向があります。
その緊張が、不健康につながっていくのです。
いいかげんと言うのは、いい塩梅でという意味です。程よく行うこと。それは、心や体に緊張状態を作らないためでもあります。
不健康の人に現れやすい心と体の特徴
不健康なのは、様々な理由がありますが、共通しているのが、緊張です。緩んでいる人ほど、健康的で長生きをしやすい傾向にあります。
なぜ、緊張していることが問題なのかというと、循環を悪くしていくからです。
試しに、輪ゴムを手首に付けて締めてください。血が止まって、動きが悪くなりますよね。
緊張をして力を入れているというのは、筋肉を硬くしています。
体内の、血管やリンパ管などはとても狭い隙間通り、全身へ行きわたっています。
筋肉が緊張をしていると、圧迫をし、血液やリンパ管など循環を悪くしていきます。それが、心や体の病につながってしまいます。
いいかげんにしていくことが、大事なのは、心や体が緊張しないように、緩ませていくということでもあります。
日常生活で健康的な生活を送るためのポイント
長生きをしていくために、日常的な生活の送り方が大事です。そのための基準が「いいかげん」なのです。
真面目に健康法をしなくていい加減でいい。と言うのは、怠けているというわけではありません。
健康法をやることを目的にしないことです。
大事なのは、健康法そのものではなく、終わったあと。
どのような変化が起きたのか?
それを、「感じる」。または、「認知」をしていくこと。
これが、何より重要となっていきます。
人にはホメオスタシスという働きがあります。常にいつもの状態に戻ろうとする働きです。
体調が悪い状態、痛い状態が普通だと、その状態に戻っていくのです。
ですから、一つ一つ、心や体が楽になった状態を「認知」をしていく。
それが、根本的な改善へとつながっていきます。
良い状態を普通にしていくのです。
まとめ
心や体は日常生活の積み重ねでできています。
そこで、一所懸命に健康法をやることを目的にして、行うのではなく、健康になってなになるとこんないいことがありそうだな。〇〇ができそうだな。
そんなふうに、考えていくと良いでしょう。健康の先にあるところに向かうことが目的なので、健康法にこだわる必要はありません。
健康法は手段の一つです。行うことでの変化を認知し、こだわらずに行っていきましょう。
読んでいただきありがとうございました。