おはようございます。

気功的QOL改善インストラクターの高橋拡です。
今年は日本の四季についてもまとめておきたいと思います(^^)

今日は何の日かご存じですか?

2016年1月6日は小寒です。
七十二候は芹乃栄です。

 

小寒というのは二十四節気の一つです。

二十四節気と言うのは太陽の運行を元に
24に分けた季節の指針となるものです。

 

昔はこれを元に行事や農作業をしていたそうです。 中国でつくられました。

 

七十二候は二十四節気の一つの節気を3つに分けて、5日毎に「初候」「次候」「末候」と季節を変え、短い言葉で綴りました。

 

これも中国でつくられましたが、日本の風土に合うように改訂されてきました。 

“江戸時代に入って渋川春海ら暦学者によって日本の気候風土に合うように改訂され、「本朝七十二候」が作成された。現在では、1874年(明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われている” ウィキペディアより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%80%99

 

 

小寒とはまだ寒さが最大ではないという意味ですが、

 

小寒の氷、大寒に解く

という言葉がありますが、この時期の方が寒さを感じることも多いようです。

 

 

この日から節分までを 

「寒の内」

といい、立春に寒の明けを迎えるまで寒さは続きます。

 

 

新暦ではお正月を終えたばかりですが、旧暦ではこれからお正月のために昔は忙しい時期だったようです。

 

 

時期  2016年1月6日〜1月20日まで

「小寒」の旬の食材

セリ、ヒラメ、レモン、寒シジミ、春菊、氷下魚(コマイ)、わさび、キンメ

「小寒」の植物

柊(ひいらぎ)、蝋梅(ろうばい)、南天(なんてん)

 

 

 「芹乃栄」せりすなわちさかう

 時期 2016年1月6日〜1月10日

本日1月6日は初侯。
田んぼや水辺にセリが生え始める頃。
一箇所から競いあうように生えるからセリと呼ばれるようになったそうです。

 

食材が乏しくなるこの時期、セリは貴重な栄養源だったそうです。
春の七草の一つです。

 

1月7日は春の七草。
今年も健康でありますようにと春の七草粥を食べるそうです。
江戸時代には歌を歌いながら包丁で叩いて調理してたとか。

春の七草

芹(せり) 、薺(なずな) 、御形(ごぎょう) 、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ) 、菘(すずな) 、蘿蔔(すずしろ)

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日本という国は四季を感じて生活していました。
現代は当たり前のように野菜が年中食べれて、温かい部屋で眠ることができています。

 

目に見えるものばかりを追いかけていると、自分の力で「生きている」と感じやすくなります。

 

ですが、
昔の方々は生活も大変でした。

 

目に見えない存在(自然等)を感じて生活していくことで、

 

「生かされている」

 

という感覚が生まれてきます。

 

一人では生きていくことはできません。

自然、他人、社会、動植物、ご先祖様など、、、

全ての存在が繋がっているからこそ、
今ここに存在することができ生かされています。

四季がわかりにくい状態の現代だからこそ
四季を感じながら生活をしてみませんか?

 

それが貴方自身の心と身体を整えることにも繋がります。

次候は1月11日

「水泉動」です。

今年は季節を感じながら生活もしてみようと思います(^^)

 

読んで頂き、ありがとうございました。

 

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