こんにちは。

気功的QOL改善インストラクターの高橋拡です。

3月3日はひな祭りで桃の節句です。

桃の節句は、古代中国の上巳の節句が由来とされています。

3月3日は新暦の方ではなく、旧暦の3月3日です。

新暦でいうと、3月下旬から4月の上旬くらいの時期にあたりこの頃に桃の花が咲いてくるそうです。

2016年は4月9日です。

 

最初は女の子の健康を祈るひな祭りではありませんでした。

最初の巳の日(上巳の日)に行われ、脱皮をして生まれ変わる巳(蛇)にちなんで、心身を祓い清める行事とされていました。

古くは人形を川や海に流し、心身を祓い清める習わしが、室町時代以降に変わっていきました。

 

女の子の成長とご縁を願い、皇族の婚礼のしきたりに従って作られた雛飾りを飾るようにになりました。

 

現在は、ハマグリのお吸い物、白酒(甘酒)、ちらし寿司、ひなあられを食べてお祝いをしていくのに定着したようです。

 

これらの料理は女の子の成長とご縁を沢山込めたくて、自然と生まれてきたものなのかもしれませんね。

 

二枚貝のハマグリは対のカラがピタリと合うことから、「相性の良いご縁に恵まれますように」と。

 

ちらし寿司は、長寿を纏うエビ、将来の見通しが良いレンコン、まめ(豆)に働けるようにと緑の豆を。彩どりには魔除けの赤、清浄の白、健康と長寿の緑の食材。

 

 

ひなあられは、釜に残った米粒を残さず使うことから「倹約」を意味しています。

 

 

白酒(甘酒)は、江戸時代以前は桃の花を浮かべて(桃花酒)として飲まれていたようです。

 

 

何気なく過ごしていると日本の行事、風習を感じることは少ないですが、先人の伝えてきてれた思いを感じながら過ごしていくのいいなと感じます(^^)

 

 

読んで頂き、ありがとうございました!

 

今日も一日、素晴らし日になりますように☆

 

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