平日は忙くて、睡眠時間が短い、、、

いつも眠くて、疲れやすくい、やる気がでない、、、

休み明けの仕事のことを考えると憂鬱になる。

 

そんなアナタはお休みの日に寝だめをしていませんか?

 

はっきり言って

「寝だめ」はしてはいけません!

 

なぜならば寝だめをしてしまうと
体内リズムが崩れてしまうからです。

したとしても、
いつもの起床時間からプラス1時間くらいです。

それ以上したら体内リズムが崩れてやすくなります。

 

睡眠に関わるリズムとして、

 

メラトニンリズムー外的リズム

睡眠−覚醒リズムー内的リズム

深部体温リズムー内的リズム

 

この3つが影響していきます。

 

メラトニンリズムは外的リズムと言われていますが、
身体の外、環境の変化により直接影響されるホルモンです。

 

灯りが明るいか、暗いかで影響されます。

 

朝日が上り、
光を見るとメラトニンが減少していきます。

メラトニンが減少することで、
目が覚めていきます。

 

日が沈み、
夜になり暗くなると、
メラトニンが増加し、段々眠くなっていきます。

 

外の環境で変化していくホルモンですので、
リズムは一日でずれたり、修正したりできます。

 

睡眠ー覚醒リズムは内的リズム。
外の環境に直接影響を受けない内的リズムです。

 

脳の働きを維持するシステムですが、
一定のリズムで大脳を眠らせる為のシステムで、
起床から約8時間後と22時間後に眠気を起こすようにできています。

 

このリズムは
すぐにずれやすい弱いリズムと言われています。

 

深部体温リズムは
表面の体温ではなく、内側の体温のリズムです。

 

起床から11時間後に最も高くなり、22時間後に最も低くなります。

体温が高くなることで、活動的になり、
体温が低いほど、深い眠りに入ります。

このリズムはすぐにはずれません。

 

1日、2日ほどほかのリズムがずれても
深部体温リズムはずれません。

 

寝だめをすると
メラトニンリズムと睡眠−覚醒リズムがずれていきます。

ですが
深部体温リズムはずれていないので
3つのリズムの調和がとれなくなります。

 

このようなリズムの崩れのことを

 

内的脱同調

 

といいます。

 

そうすると体温が高く、
活動的なときに眠くなったり、
体温が低く、深い眠りに入りたい時に覚醒したりなど
生活リズムが崩れていきます。

 

深部体温リズムはすぐにずれませんが、
14日~21日くらい継続するとこのリズムもずれていきます。

 

そうするとどんどん悪循環に落ちていきます。

 

一日の基本は朝起きた時から始まります

 

寝だめをして起きる時間を遅くするのではなく、

 

早めに寝ることで睡眠不足を解消しましょう。

 

どうしても早く眠れない方は寝だめをするのは1時間以内にして、

 

昼間仮眠を取るなどして解消したり、
普段の睡眠に30分プラスをして眠気を解消していくとよいでしょう。

気になることがあればお気軽にお問い合わせください☆

読んで頂き、ありがとうございました(^^)

 

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