深い呼吸を入れていくためには、しっかりと息を「吐く」ことが大切ですが、あなたは吐くという字の成り立ちをご存知ですか?
吐くという字は「口」に「+」と「-」と書くので、口からプラス(+)な事と、マイナス(-)なことを言うから「吐」くという字になった。
そして、口からマイナス(-)なことを除いて、プラス(+)なことを口から言い続けると、「叶」うという字になる。
口からプラスなことを言っていると願いが「叶」う。
以前にテレビ番組でお笑い芸人のゴルゴ松本さんが、そのようなことを少年院で話されていたり、または講演などで話されている方もおられました。
ですが、実際の吐くという字の成り立ちは違います。
吐くという字は、文字通りで「口」と「土」で出来ています。
「土」という字には万物を吐き出すという意味があります。
地面を表し、農作物、鉱石などあらゆるものを生み出すという意味があります。
口からあらゆるものをはき出すということで、吐くだそうです。良いも悪いもありません。
「叶」うという字は「口」に「十」です。
十とはたくさんのものがひとつにまとまるという意味があり、
叶うという字には「多くの人の声をひとつにまとめる」という意味があるそうです。
どちらの解釈がいいかは人それぞれでよいかと思います。
プラスなことを口から吐いて、願いを叶えるというのは自分自身だけを捉えている感じですが、
多くの人の声(プラス、マイナス関係なく)をひとつにまとめて願いを叶えていく…
こちらのほうが自分自身だけではなく、それ以外の存在との繋がり、全体をとらえている感じがします。
どんな願い事も自分一人では叶えることができません。
他者がいて、社会があり、文化があり、自然があり、自分以外の存在との繋がりがあるから願いごとが叶うことを認識できるのかもしれませんね。
あなたはどのように解釈しますか?
もし自然体で、あるがままに息を吐いた生活をしていきたい方はこちらを調えてみて下さい。
意識的に息を吐くのではなく、自然体で吐いていく為の原理原則です。
http://kinokatachi.com/shiseimerumaga2016/
読んで頂き、ありがとうございました。