今回は2つの呼吸法の具体的なやり方をご説明いたします。
下記の記事でも触れましたが、腹式呼吸と提肛呼吸をご紹介します。
今日から「イライラ」から開放される、深い「呼吸」を入れる習慣を身に付けませんか?
イライラしやすい方、太りやすい方に特にオススメです。
呼吸法をすることによって
◯ 自律神経のバランスが整う(イライラが解消)
◯ 酸素が全身に行き渡り、疲れなくなる
◯ 集中力、やる気の向上に繋がる
◯ 痩せやすくなる
◯ 上半身の筋肉を緩めてくれる
など様々な変化を心と身体に与えてくれます。
腹式呼吸について
①呼吸法を行うときの姿勢
◯一番、練習しやすいのが膝を立てて仰向けに寝た状態です。
◯座った状態、立った状態の場合は、姿勢を正してから行いましょう
②両手を重ね、おへそに当てる
③息を吐いて、お腹を凹ませる。上手く凹まない方は両手で圧を加えながら行いましょう
④息を吸いながら、自然に任せて凹んだお腹をふくらませる
⑤③と④を繰り返す。
注意点は呼吸をしている時にお腹以外が動かないことです。
特に肩、胸が動かないようにしていきます。
肺に空気が入るので、胸は少し動きますが、原則は動かないようにしていきます。
多くの方が、腹式呼吸をしようとすると、肩や胸に力が入り、お腹を無理やり動かしている方が多いです。
一般的な腹式呼吸だと息を吸ってお腹を膨らませて、吐いて凹ませていますが、こちらはお腹を上手く動かせない方が行うと肩や胸が緊張しやすくなります。なれない内は吐いてから始めたほうがお腹が動きやすいです。
必要な箇所だけを動かして、必要がないところは動かさないようにしましょう!
提肛呼吸
提肛呼吸は別名で肛門呼吸などと言ったりします。
ドローインや、逆腹式呼吸と似ています。
①自然に息を吐く
②会陰穴(性器と肛門の間にあるツボ)の辺りから息を吸うような感覚で少しずつ締め上げていく
③会陰穴、肛門の辺りから空気が出て行くような感覚で少しずつ締め上げた力を緩めていく
④肩や胸に力が入り、上がらないように気をつける
⑤②と③を繰り返す
吸気の時に会陰のあたりを締め上げていくので、お腹は凹んでいきます。
吐いて締め上げた力を緩めていくと、お腹は自然と膨らんでくるので、逆腹式呼吸となります。
ただ、多くの方が締め上げながら息を吸うと肩や胸に余計な力がはいる方が多いです。
また、ドローインなどをしている方もそうですが、肛門の辺りを締めることに力が入りすぎて上手く吸えていない方も多いです。
締めあげる時は、吸気する速さに合わせて、少しずつ締め上げていくとよいです。
締めあげるからといって力を入れすぎてしまうと呼吸が浅くなります。
上手く力を抜きながら、行う方法として、鼻から息を吸って締め上げようとするのではなく、会陰、もしくは肛門から息を吸い、吐くように行うと上手くできやすくなります。
どういうこと?
と、感じる方もいるかもしれませんが、
会陰、もしくは肛門から空気が入るようなイメージで行うと肩や胸の緊張が取れやすくなります。
締め上げようと、お腹、肛門に力をいれていくのではなく、下から空気を吸い上げるような感覚で行い、出て行くようなイメージで行うと上手く行いやすくなります。
段々上手くなってくると、息を吸った時に、お腹が凹み、腰の方がふくらんでいき、吐いた時にお腹が膨らんでいきます。
呼吸が深くなると、腰や背中も動く
呼吸は深くなってくると身体の前面だけではなく、背面も膨らんでいきます。
風船のように膨らんで、呼吸することができるのです。
一般的な腹式呼吸は
おへそから上のお腹の部分が動きやすいですが、下腹部は動きにくいです。
提肛呼吸は
下腹部がとても動きやすいですので、
下っ腹が凹んだり、便秘解消(腸の働きが整う)、ウエストが引き締まる、疲れにくい、 腰痛改善などにとてもつながりやすくなるので、とてもオススメです。
呼吸は自律神経と深い関係があります。
「息」は「自」分の「心」と書きます。
昔から、呼吸があなた自身の心と関係している事を感覚で理解していました。
目的に応じて様々なやり方も変わりますが、深い呼吸が日常的になると、
◯ 自律神経のバランスが整う(イライラが解消)
◯ 酸素が全身に行き渡り、疲れなくなる
◯ 集中力、やる気の向上に繋がる
◯ 痩せやすくなる
◯ 上半身の筋肉を緩めてくれる
呼吸法は毎回レッスンで入れてますので、
より具体的なやり方が知りたい方はレッスンで聞いていただくか、メッセージでも入れてください(^^)
深い呼吸を入れる習慣を身に着けていきませんか?
しっかりと身につけたい方は、まずこちらを調えましょう。これが崩れていたらそもそも深い呼吸はできません。
http://kinokatachi.com/shiseimerumaga2016/
読んで頂き、ありがとうございました。
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