頭がズキズキ、だるい、しんどい。原因もよくわからず慢性的に続いてる頭痛。ストレスからくるのもありますが、単純に肩に力が入っているから起きているだけというケースも多いです。
肩の力みが頭痛に影響してしまう理由
頭痛にも様々なパターンがありますが、慢性的な偏頭痛は日常生活の習慣によって起きるものがほとんどです。その中で頭痛を良引き起こしている方に多い共通点が、肩に力を入れているということです。
ストレスを感じ、肩に力を入れているのです。
姿勢の崩れや体の使い方による身体的ストレス。仕事のプレッシャー、職場の人間関係などによる精神的ストレス。食事、空気、電磁波などの環境的ストレス。
要因は様々ですが、人はストレスを感じると体に力を入れる傾向があります。特に肩回りは力が入りやすい場所。力が入るというのは筋肉を緊張させた状態。そうすると、血管、リンパ管、神経等を圧迫し、循環が悪くなっていきます。栄養・酸素・熱が運ばれないために、痛みや疲れとなってあらわれていきます。
東洋医学的に簡単に言えば、気が上がっている状態。気を下げていかないと慢性的な頭痛は解消していきません。肩の力が抜け、頭への気・血・水の循環を良くしていくことが必要となっていきます。
肩の力を抜く3つのステップ
それでは、具体的にどのようにすれば肩の力が抜けてくるのか?それは以下の手順をする必要があります。
- 力が入っているということを認識すること
そもそも、肩の力を抜くのに、今の状態を認識していないと力を抜くことはできません。今、この場で肩の状態を感じてみてください。
このときは力を抜こうとしなくても大丈夫です。気が付くということが大切になります。 - 顎の位置を整える事
頭の重さはボーリングの玉くらいの重さがあります(8キロくらい)。現代人は猫背で前かがみの姿勢の方がとても多いです。
そうすると、首肩が緊張するため、楽な位置に戻していくことが重要となります。こちらの手順で頭の位置を確認してみてください。- まずはあごを前に出した状態にして、首肩に力が入っていること、おなかの力が抜けていることを感じる
- そこから、顎をのどにひきつけながら、後頭部を上に伸ばす。背骨が引き伸ばされ、おなかで頭の重さを支えているのを感じる。(軽く力が集まるような感じ)
- 足の裏を感じる事
肩の力を抜いていくためには、肩の力を緩ませよう!とするのではなく、別の場所を意識していきます。第一にすべきことが「足の裏」を感じることにあります。肩に力が入っている状態というのは、重心が上にある状態。その状態では、肩の力抜くことはできません。足の裏を感じる事で、重心が下がっていきます。地に足が付いたグラウンディングの状態です。土台が安定するからこそ、肩の力が抜けてくるのです。
- 力が入っているということを認識すること
肩の力みが取れる事で、頭痛の負担が減ってくる
肩の力が抜けてくることで、筋肉のこわばりが減り、頭への循環がよくなっていきます。今回は慢性的な頭痛でお話をしましたが、ほかのどんな頭痛であろうとも、気・血・水の循環を良くすることは必要ないことになります。
栄養・酸素・熱が運ばれることで、免疫力・自然治癒力の向上につながり、痛みの解消につながっていきます。ただ、状態によっては循環が悪かったのが、急に流れると痛みがひどくなる場合があります。
その時は、無理をせずに徐々に行ってください。
痛みは体からの声。生活の乱れやストレスを感じている状態。その声を大切にし、少しずつ整えていただければ幸いです。
心とからだは日常生活の小さな積み重ね。心地よく笑顔で過ごせる積み重ねを心がけていきましょう!それが根治に繋がります。
もっと、力の抜き方について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。力を抜くために必要なことです。
http://kinokatachi.com/shiseimerumaga2016/
読んで頂きありがとうございました(^^)
今日も一日素晴らしい日になりますように☆
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