もし、いつもイライラしている。誰かに対して、何かに対して怒っている。。。
それは、慢性的な肩こりを生んでいるとお考えください。
その肩こりは、ただ肉体をほぐすだけでは変わらないでしょう。
根本となる、いらいらを解消していくことで、慢性的な肩こりが解消していきます。
目次
イライラするとなぜ、肩がこる?
いかり肩という言葉があるように、イライラと肩こりは連動しています。
ある意味セットで起こると考えてもいいかもしれません。
生理学的にイライラしている状態は、、、
- 交感神経過剰
- 血圧が上がっている
- 脳波は緊張状態のベーター波
- 呼吸が浅い
- 筋肉が緊張
などがあげられます。
また、東洋医学的にいえば、、
肝の気が滞っています。
「肝」は気持ちや感情を司るところです。
肝気鬱結(かんきうっけつ)などと言ったりしますが、肝が抑圧をされています。
春先にイライラする人が多いと言われるのは、肝の気が滞っていることで起きています。
頭に血が上っている状態です。
肩にも力が入り、緊張していきます。
イライラは力が入りやすい状態です。
イメージしてみてください。肩の力が抜けて、リラックスししているときは、イライラしませんよね。
でも、、、、力が入り緊張状態だと肩の筋肉が締まり、脳へ血液(栄養、酸素、熱)が運ばれていきません。
イライラしているときは、脳が酸欠のような様態です。
血液が巡っていない状態。また呼吸が浅くなり、自律神経が乱れている。そのためにイライラしてしまいます。
いらいらを解消するためには?
生理学だろうと、東洋医学であろうと、どちらにしろ頭に血が上っている状態を解消する必要があります。
力が抜け、呼吸が自然と深くなることで、イライラが減っていきます。
特にいらいらをしているときに大事なのが、呼吸です。
呼吸を落ち着かせてすること。深くすることがとても重要となります。
いらいらが落ち着かないときは以下のことをしてみましょう。
①腰を立て座る(椅子でも、正座でもOK)
②目を瞑る、もしくは半眼
③呼吸の動きを観察する
・鼻から入った空気が喉を通り、肺に入り、お腹に落ちてくる流れ
・お腹から肺、喉、鼻へ空気の流れを感じていきましょう。
④5分繰り返す
⑤お腹に大きな呼吸を入れてからゆっくりと目を開ける。
内臓の働きをコントロールしているのは、自律神経です。
肺は唯一自分でコントロールできる内臓です。
呼吸をゆったりと静かに観察することで、副交感神経が優位になり、気持ちが落ち着いていきます。
また、イライラしていないときにでも日々繰り返し行うことで、、、
いらいらが生まれない状態へだんだん移行していきます。
ぜひ、日々繰り返し実践してみてください(^^)
読んでいただきありがとうございました。
今日も一日素晴らしい日になりすように☆