あなたは「息」という字の成り立ちを考えたことをありますか?
何気なく使っている漢字ですが、字の成り立ちを見ると昔の方々が心とからだをひとつのモノとして扱っていたことが感じられます。
「息」という字は、「自分」と「心」という字で成り立っています。
「息」をすることは、自分の「心」に大きな影響を与えていきます。
「息」が乱れたり浅いと、気が上がりやすくなり、疲れやすくなったり、怒りぽっくなったりします。
「息」が整うことで、気持ちが落ち着き、疲れにくくなります。
東洋医学的に言うと「心」は感情の部分、「七情」として表されます。
七情とは、喜び、怒り、思い、憂鬱、悲しみ、恐怖、驚きのことです。
東洋医学では病気の八割くらいの原因は七情の過不足、乱れにあると言われています(内因)
喜びは心、怒りは肝、思いは脾、憂鬱と悲しみは肺、恐怖と驚きは腎と七情の働きが五臓へと影響を与えていきます。
息を整えることで、自分の感情をコントロールしていくことに繋がっていき、病気にもなりにくい体へと変化していきます。
それは、呼吸が自律神経の働きに影響をあたえていくからです。
そこの関係はまた次回お伝えします。
息を整えて、自分の心を整えていきませんか?
読んで頂き、ありがとうございました。
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