ゼェゼェ、、
小さいころから、小児喘息があり、呼吸がしんどい思いはたくさんしてきました。
発作が起きた苦しさは、なったことがないといまいち、ぴんと来ないかもしれません。
そんな時は、
「ストローで呼吸をしているものだよ~」
とお話をします。
まだまだ、完全ではありませんが、徐々に改善してきてはいます。
発作ほどではなくても、呼吸が苦しいときは体がとても緊張しています。
一緒懸命に息を吸おうとしていますからね。
だから呼吸が苦しくなったときは、その緊張した部分を緩めていくとラクになっていきます。
完全に発作が起きた時は、吸入剤を使用したほうがすぐに収まりす。
でも、日常的に出ない状態をつくっていきたいのなら、呼吸がしやすい状態をつくることが大切です。
呼吸が苦しいときに緊張する場所は、、、
●首と肩
●肩甲骨のあたり
●胸
●指先
●あご
主にはこのあたりです。これらを緩めればラクになりやすいです。
もう一つ、緩めるとラクになる場所があります。
今回はその部分の緩め方をご紹介します。
それは、、、
鳩尾(みぞおち)です。
〇鳩尾には何がある?
みぞおちを緩めるといい理由は2つ。
・横隔膜をゆるめること
・太陽神経叢の働き
横隔膜は、呼吸をするうえでは一番重要
横隔膜が下に引かれる(収縮)ことで肺に空気が入ります。
吐くときは、横隔膜が上に戻る(弛緩)することで息が出ていきます。
呼吸が苦しくなりやすい方は、この横隔膜の動きが鈍い方がおります。
緊張しているともいえるでしょう。
この横隔膜も筋肉です。
体の使い方により、動きが変化していきます。
そもそも、横隔膜うまく動かなければ、呼吸を深くすることはできません。
動きやすい状態をつくることが重要です。
太陽神経叢の働き
お腹の中にある第2の脳と言われたり、体の中の太陽、そんな風に表現したりします。
ヨーガでも第3のチャクラ(マニプーラ)といったりします。
こちらは、太陽のような形をしている自律神経の塊のことです。
自律神経は内臓の働きをコントロールしているます。
肝臓、腎臓、脾臓など自動的に動ているのは自律神経のおかげです。
もちろん、肺も。
呼吸が苦しいとき、交感神経が過剰になりがち。
それは、現代はストレスが多い社会というのもあることでしょう。
だからこそ、副交感神経を優位にして、バランスを整えることが重要となるのです。
〇みぞおちをゆるめていくには?
もし、痛みが強い。違和感が出る場合は無理には行わないでください。
①あお向けに寝て、両ひざを立てる。
②両手指先(中指、人差し指、薬指)を剣状突起の下にあてる。
※みぞおちにある軟骨です。ここは押さないように気を付けましょう。軟骨なので、無理に押すと折れやすいです。
③ゆっくりと息を吐きながら、少しずつ圧を加えていく。無理に押し込むのではなく、沈んでいくような感覚で。
④息を吸いながら、圧を緩める。
⑤3~5回は繰り返していきましょう。
繰り返しますが、みぞおちにあるしこりみたいな部分。剣状突起は押しすぎないように気を付けましょう。
無理に押す必要はありません。
より安全に行うのならば、指先ではなく、手の平を充てるだけでも良いです。
手の温かみを感じながら、吐いたときにみぞおちのあたりが緩んでいくようなイメージをしていきましょう。
〇健康法に絶対はない
今回ご紹介したのは、あくまで一つの方法にしかすぎません。
みぞおちを刺激するのではなく、背中~緩める方法。
肩甲骨周りから緩める方法。
手を刺激する方法など、様々です。
あなたにとって最適な方法を見出していきましょう。
健康法に絶対はありません。
これをしたら健康になる人がいる。
ということは、これをしたら不健康になる人もいるということです。
みんな心も体も違います。
あなたの心と体が喜ぶことは何なのか?
ラクになることは何なのか?
それを、基準にしてあげるとよいでしょう。
どれにするか迷ってしまうときは、、
「ちょっとだけする」
というのも大事です。
食べ物も実際に食べてみないと味はわかりませんよね?
もし、いろいろと迷うようでしたら、こちらから整えてください。
あるゆる健康法の中で、一番汎用性が高く、必要とされることです。
http://kinokatachi.com/shiseimerumaga2016/
読んでいただきありがとうございました!
今日も一日素晴らしい日になりますように☆