あなたは肩が凝ったとき、どのようにして対処しますか?

 

肩をもむ?それとも肩を動かす?

 

対処法は色々とあり、直接的に肩回りを動かして良いですが、、いつでもどこでもできる対処法をご紹介したいかと思います。

 

それは手の甲をほぐすことです。

 

手と肩は関係ないように感じますが、気の流れ的にも、筋肉の構造的にも繋がっています。

 

試しに写真のように何か物を持った時に、親指と人差し指に力を入れると肩の前面から、胸のあたりに力が入ります。

DSC_0005

親指と小指側に力を入れると、背中に力が入っているのを感じるかと思います。

 

親指、人差し指側は体の前面に、中指は肩の真ん中あたり、薬指と小指側は背中の方へと繋がっています。

 

因みに物を持つときは小指側に力を入れると楽に持ちやすくなります。詳しくはこちら(物を楽に持つポイントは小指!)

 

からだは一部分がそれぞれ独立しているのではなく、全て繋がっています。

 

手の甲をほぐすだけでも、肩の動きは良くなっていきます。

 

具体的なやり方は簡単です。

 

手の甲の骨の際のあたりや間を押したり、しごく。(イメージはマグロの中落ちのような感じ)

痛みがあったり、気持ちの良い場所があれば重点的に。

 手2

拳をつくり、手の甲全体を擦る。老廃物が溜まっていると赤くなったりします。

 手3

傾向として、背中側に緊張がある方は小指、薬指側の骨の際辺りが痛くなってたりします。

 

肩の真ん中辺りが緊張している方は中指、肩の全面と胸のあたりが緊張している方は親指、人差し指の骨の際あたりが押すと刺激があります。

 

 手の甲全体をほぐすと、肩の動きが良くなります。例えば下の写真は、左側は手の甲をほぐす前と、右側が後の写真です。

後ろ手前後1  後ろ手2  後ろ手3

3人の方にご協力頂いて、3分くらいかけて、両手の甲をほぐしたら上がりやすくなりました。

 

手の甲のほぐしは、腕が上がりにくい、肩こり、寝違い、腕のしびれなどにお勧めです。

 

肩こりなどは肩だけをやっていても良くならないことも多いです。手から整えていくことで改善しやすくなります。

 

もし良かったら試してみてください。

 

読んで頂き、ありがとうございました。

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  1. ピンバック: 歯の食いしばりはストレスが溜まっている証拠でもある~緩めて、根治していく方法~ – 気のかたち
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