胸が苦しい、呼吸が苦しい、、、、
そんな時は必ずと言っていいほど、ある共通点があります。

 

それは、、、姿勢が崩れていること。

 

姿勢が大事。

ということは、知っている人は多いですが、なぜ、大事なのか?

 

その実感を感じる方は、あまり多くはないです。

 

本当に大事にです。
ものすごく大事です。
何がなんでも大事です!

 

本当に姿勢が変わるだけでも人生が変わるといっても過言ではないでしょう。

 

慢性的に呼吸が苦しい人は、ほぼ姿勢が崩れていることが多いです。

 

特に崩れている場所が、、、

「顎」なのです。

 

あごの位置と呼吸の関係

 

あごの位置が悪いと、呼吸を浅くします。

 

・気道をせまくしてしまう
・首肩が緊張し、酸素消費が多くなる
・おなかで呼吸ができない(横隔膜が動きにくい)
・交感神経優位になりやすく、呼吸を早くしてしまう(興奮、緊張状態)

 

現代人はとにかく、前かがみです。猫背の方がとても多いです。

 

少し位でも直そうと、胸を張ろうとする方が多いですが、、

 

これは、間違いです。

 

猫背を解消しようとするのに、胸を張る動作をしてはいけません。

 

両肩を後ろに引く動作です。

 

これをすると気を付け!のようになり、背中や腰の筋肉を緊張させてしまい、逆に呼吸を浅くしてしまいます。

 

・お腹が動きにくい
・筋肉の緊張(力が入る)しているため、横隔膜が動きにくい

 

なにより、、、

あごの位置を正さないで、前かがみを治そうとしても変わらないのです。

 

背中の丸さはあごの位置により決まる。

 

わざと、あごを前に出してみてください。

 

お腹の力が抜けて、首肩が緊張しませんか?

 

では、あごを引いて後頭部を上に伸ばすようにしてください。

 

背筋が伸び、おなかに力が入りませんか?

 

背中が丸いからと胸を張るのではなく、あごを引き後頭部を上に伸ばすようにすると、背骨が伸びます。

 

そうすると、気道が開かれていきます。

 

気道に限らず、血管、リンパ管、神経。

それらは、体内の細い隙間と通っています。

 

少し、姿勢が崩れるだけでも、筋肉が緊張し、圧迫ししまいます。

 

あごの位置を正すことで、気道を確保していくことが重要となります。

 

首や肩の緊張も取れていきます。

 

そうすると、お腹が動く、腹式呼吸(逆複式呼吸)になりやすいのです。

首肩が緊張している状態では腹式呼吸(逆複式呼吸)はできません。

 

あごの位置が正されると、副交感神経も優位になる。姿勢は自律神経を整えることでもあります。

自律神経は背骨のあたりに通っていますからね。

 

姿勢が崩れてしまうと、神経が曲がり、伝達が上手くいかなくなります。

 

でも、姿勢が正されることで、神経伝達が上手くいき、自律神経も安定して活きます。

 

あごの位置を正すことで、背骨が整い、呼吸もゆったりとしていきます。

 

その結果、副交感神経が優位になりやすく、胸の苦しさも減って来ることでしょう。(体を整えても、変化がない場合は、ストレス等の影響もあります。)

 

あごの位置を正すだけでも、多くの恩恵

 

・見た目がキレイ
・呼吸が楽
・おなかの脂肪が減りやすい
・内臓の働きが整う
・首肩こりが楽になるなど

 

あげるときがないですが、ちょっとしたことが全身に影響を与えています。

 

様々な症状は、いきなり現れるのではありません。

 

日々の積み重ねが多大な影響を与えています。

 

根本的に改善して、楽になりたいと感じるのならば、是非、日々の生活であごの位置を正していきましょう!

 

より詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

http://kinokatachi.com/shiseimerumaga2016/

 

読んで頂きありがとうございました!

 

今日も一日素晴らしい日になりますように☆

 

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