腰が痛い、肩が痛い、足が疲れる。とにかくだるい!

そんな風に感じる事も多い現代人。腰の痛みを感じるのも高齢者よりも、30代~40代が多いようです。

参照 TMSジャパン

痛みが起こるは要因は人それぞれです。

よくある要因としては、椅子に座って仕事をする、デスクワークが大きな要因といえます。

デスクワークで一番問題なのは、椅子に座っていること。

椅子というのは、楽なようで、心身に負担をかけていることも多いのです。

なにより、姿勢が崩れている方が本当に多い。

例えば、こういう姿勢です。

オフィスだけではなく、カフェ、電車などに乗っていても姿勢を良くして座っている方が本当に少ないです。とてももったいないと感じます。

背中を丸くして座っていると心と身体はどうなる?

この状態だとからだは、内臓が下がり、消化吸収機能の低下。背骨が曲がり、自律神経の働きが低下。おなかが緩むのでおなかに脂肪がつきやすい。一部の筋肉が緊張し、癒着していく。

そうすると、、、

  • ポッコリおなかに
  • 便秘気味になり風邪をひきやすくなる
  • 首や肩が緊張。肩こりや頭痛
  • 慢性的な腰痛
  • イライラしやすい(自律神経が乱れる)
  • 集中力、記憶力、やる気の低下。(脳への循環が悪いため)

などがあげられます。

椅子に座るというのは、毎日していることです。

その日々の積み重ねを放置していくと、より大きな損害を生んでしまいます。

うつ病とも無関係ではありません。

姿勢が崩れて、座るというのは、体の機能が低下してる状態。そうすると、ストレスに弱くなってしまうのです。

精神の状態は、自律神経の働き、ホルモンバランスなど体の機能が影響しています。

体の機能が低下しているときに、精神的なストレスを受けると、こころが病み、体も病んでいくのです。

どのようにすれば負担がかからない座り方ができる?

でも、椅子の座り方を姿勢を正していると、体の機能が整い、ストレスに対する処理能力が変わります。

体に負担がかからない分、余裕があると思って頂ければ良いです。

では、負担ができる限りかからない座り方を一つご紹介します。

  1. お尻で椅子を下に押す
  2. 下に押した力で腰を立てる

椅子を押すと、力が反発して上に伸びていきます。その力でまずは腰骨を立て、後頭部を伸ばすようにしていくと背骨全体が伸びていきます。

注意点として、椅子に座ったときに、姿勢を良くしようとして、背筋を上に伸ばそうとすることです。

背中を上に伸ばそうとすると、広背筋や僧帽筋などの背中の筋肉が緊張していきます。

胸もはと胸のようにでて、呼吸が浅くなってしまいます。

見た目は同じような雰囲気でも、下に押した力で伸びるのか、それとも上に伸びようとするのかで、体の緊張状態が変わるのです。

下に押す力だと、腰骨が自然とたち、背中の緊張が取れ、楽に座りやすくなります。

心とからだは日常生活の積み重ね。

本当に、ちょっとした積み重ねが大切なのです。

何もしないとどんどん借金が増えていくようなもの。

負債が増えすぎると、後で返済が大変。

でも、日々ちょっとしたことを積み重ねていると、それは財産になります。

ストレスに強くなり、頭はさえ、こころも穏やか。

そんな日々を過ごしたければ、日常のちょっとしたことを大切にしてください。

もし、これを読んで少しでも感じてくれたのならばとてもうれしいです(^^♪

でも、なかなかうまく座れない方は、凝り固まっているところをほぐしたり、立っているときの姿勢を整える必要もあります。

読んで頂きありがとうございました。

今日も一日素晴らしい日になりますように☆

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  1. ピンバック: 慢性的な肩こりが生まれる27の原因 – 気のかたち

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