疲れやすい、だるい足は気・血・水の循環が悪くなっているからおきます。その循環の悪さを生んでいるのは、力が入っているから。
下半身ならば、ふとももやふくはらぎ。上半身ならば、肩や腰。あとは眉間やあごになども力みが生まれやすい場所です。
これらの力が抜けてこないと、疲れやすい、だるい身体は根本的に改善はしません。
なぜからだにちからがはいって過ごしてしまうのか?
細かく言うと沢山ありますが、大きく分けると3つです。
- 姿勢の崩れ
崩れた状態で姿勢をキープしようとするので、余計なところに力が入り、必要なところに力が入っていないです。使い過ぎている部分はどんどん緊張し、筋肉も癒着していきます。 - からだの動かし方の問題
腕を上げるとき、歩くとき、体をひねるとき。様々な日常生活の中での動き。腕や脚はもからだのみぞおちの辺りが根元(腸腰筋や僧帽筋)。肩先や太ももばかりを活用していると動きが現代人は多いです。そのために体に無駄な緊張が生まれ、筋肉が癒着していきます。 - ストレス
家族、友人、職場など人間関係。満員電車、食生活、空気などの環境。様々なストレスがかかっています。多少ならば平気ですが、許容範囲をこえると、身を守るために無意識に力を入れていることが多いです。身を守ろうと縮こまるのです。
この3つが影響し、体に力を入れる影響があります。それは無意識のうちに癖のように。
でも、ただ力を抜けばいいのではありません。そのままの状態で力を抜こうとしてもうまくは行きません。だるさや疲れを解消してするためにも、凛としながら力が抜けた状態にしていくことが重要となります。
まずはグラウンディングができた状態をつくることが大切です。
土台がしっかりするからこそ、こころと身体が楽な状態に
力が抜ける。だらけた抜き方ではありません。グラウンディングができ、無駄な力が抜けた状態。地に足がついた状態です。
上虚下実という言葉あります。上半身が虚。力みがない状態。下半身が実。どっしりと地に足が付き安定した状態。下が安定するからこそ、上の力みが取れてきます。
下を安定させるというのは力ませるという意味ではありません。力を入れるのではなく、力が集まっている状態。ここには大きな差があります。
難しく感じるかもしれませんが、立った時に足の裏の感覚があるかどうか?そこに注目してみてください。
文字通り、地に足がついているかどうか?
足の裏の感覚を感じて過ごしていく
足の裏の感覚、足指の感覚、乗っている感覚。そういった微細な感覚を目で見ない感じていきます。
感じる力は、力が入ると働きません。力みが消えてくるとより多く感じる事が出来ます。
地に足が伝い状態をつくる事。これを日頃から心がけることで、無駄な力みが取れ、体内の循環がよくなります。
循環が変わる事で、だるさや疲れが解消していくことでしょう。さらに、日々繰り返していくと「疲れないからだ」へと成長してきます。
足の裏の感覚を感じる事を気が付いたら繰り返してみてください。
しっかりと足の裏の感覚を養いたい方はこちらからしていきましょう。だるさや疲れを解消するのにも、最も基本的なことで、重要なことです。
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