枕が高くして寝る。それは立ったときに頭を前に垂らし、背中が丸い姿勢と同じです。
首や肩に力が入り、緊張しています。
逆に枕が引きすぎるというのも、たった状態で言えば、顎を上げて過ごしているようなものです。
基本は寝ているときでも、立位と同じように姿勢が整っていること。
もうひとつは、寝返りができること。
寝ているときの姿勢により、体への負担が変わっていくことでしょう。
朝起きると首肩がいたい、それは枕があっていないかもしれません。
様々な枕がありますが、自分の首肩の状態にあっていないものを利用していると、不調を招いていきます。
あなたに合った、枕を選ぶことが重要となります。
なぜ枕が首肩こりに影響?
まず高すぎる枕で寝ると、あごが引かれて頭を前に倒したような状態です。立っている状態でいえば、猫背と同じ。
低すぎる枕だと、あごが上がり、首の後ろが緊張。立っている状態でいえば、上をずっと向いた状態。
どちらも、首肩回りの筋肉を緊張させています。
筋肉の緊張を引き起こしているので、筋膜も癒着しがち。
さらに、首や肩の筋肉も圧迫している状態は、気・血・水の循環が悪くなっていきます。
気・血・水は燃料みたいなもの。
栄養・酸素・熱を運んでいます。
めぐりが悪いと、燃料が運ばれずに、不調の原因となっていきます。
様々な不調の原因は、気・血・水の循環の悪さから来ます。
それを、寝ている間に作ってしまうのです。
どのような枕にすると楽になる?
一言でいえば、寝ているときも、立っているときも姿勢は同じなのです。
あごが引かれ、後頭部が伸び、脊柱がまっすぐのような状態です。
寝返りがしやすいということも大切です。
1. 「肩口から頭が10~15度の傾斜」
この角度だと、肩と首の筋がこわばることなくリラックスできます。また、頸椎も自然な形状を保てます。さらに、頭の位置が心臓よりも高くなるため、血液が頭に上ることを防ぎます。2. 「顔面が5度の傾き」
顔が若干うつ向く程度だと、気道の通りが最も良くなり、睡眠中の呼吸がとてもラクになります。また、太り気味の方やアゴの下に脂肪がついている方は、顔の傾きが0度の方が呼吸がしやすく眠りやすい、という報告もあります。0~5度であなたが眠りやすい傾斜を見つけましょう。
引用 「写真で分かる!首のためのタオル枕の作り方と使い方より http://kaimin-times.com/towel-pillow-4434」
それでも変化がない方は根本的な姿勢の崩れが影響
どんな枕にかえても、変化がないということは、そもそも体に原因があります。
- 自律神経の乱れ
- 精神的なストレス
- 日常的に力が入っている
- 運動不足
- 呼吸が浅い
などが挙げられていきます。
でも、することは同じです。
心身の力が抜け、姿勢と呼吸が調っていること。
そうすると、自然と深い睡眠に入り、起きた時の首肩の緊張が減っていきます。
しっかり調うと、枕も必要がないくらいで、そのままあお向けで眠ることも可能です。
根本は、あなた自身の心身を調えることです。
もし、具体的に心身の力を抜き、姿勢を調えていきたいときはこちらからご確認ください。
http://kinokatachi.com/shiseimerumaga2016/
読んで頂きありがとうございました。
今日も一日素晴らしい日になりますように☆
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