いつも疲れている、だるい。足取りも重い。そんなことが多い現代人。日々の忙しさやストレスの影響もあり、疲れている方が増えています。それを放っておくと、病に変化していきます。
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足がだるくなるのは、循環が悪くなっているから。
循環とは、気・血・水の循環。生理学的に言えば、リンパ液や血液です。これらが、老廃物を除去し、栄養・酸素・熱(体温)を運んでいます。
循環が悪くなることで、スムーズ運ばれないから、だるくなり、疲れやすくなるのです。この循環を改善していくことが重要となります。
では、なぜ循環が悪くなっているかというと、主な原因は、力の入れすぎ。姿勢の崩れ、食生活の乱れ、人間関係など人はストレスがかかると体に力を入れる傾向があり、それが循環の悪さを生んでいます。
力が入ると、筋肉が締まり、気・血・水の通り道を圧迫してしまうからです。力の入れすぎはすべての不調の始まりといってもよいでしょう。
力が入る状態を改善していくことで、だるい足の解消につながっていきます。
心身の無駄な力が抜けた状態をつくる必要がある。力を抜く3つのステップ
力を抜くというのは、言葉でいえば簡単です。でも実際すると難しく感じる事も多いです。でも適切な順番に沿って行うことで、抜けやすくなっていくことでしょう。
いきなりすべてを抜こうとするのではなく、ちょっとずつすることが大事です。3つのステップに基づいて行っていきましょう。
- 力が入っていることに気が付くこと
そもそも、力が入っている場所を認識できないと力を抜くことはできません。まずは「気が付くこと」。「今わたしは力が入っているのだな~。」「ここの筋肉が緊張しているのだな~」「わたしはストレスを感じていたのだな~」と。
すべての不調の改善は「気が付くこと」から始まります。ここでは、無理に力を抜こうとしなく良いです。気が付くことを繰り返すだけでも心身の無駄な力が抜けた状態へと移行していくことでしょう。 - 固まっている筋肉をほぐす
気が付いたら固くなっている所をほぐしてあげます。セルフマッサージやゆったりとする気功、ヨーガ、ストレッチなどがおすすめです。現代人は慢性的な運動不足。体が凝り固まっています。その状態では力を抜くことがスムーズに行えません。
固まっている筋肉が緩んでくると、循環も良くなり、心地よさやだるさが解消されるの感じる事でしょう。 - 姿勢を調える
固まっている筋肉がほぐれ、動くようになってきたら、日常生活の中で姿勢を調える事を意識してください。姿勢が崩れるということは、体のどこかしらを緊張させ、生活している状態。その状態が筋肉を固くし、循環を悪くし、力が入りやすい状態を築いています。
ただ、「気をつけ!」のように身体を緊張させる姿勢をとってはいけません。無駄な緊張が起きない骨盤や背骨などが調う姿勢をすることが大切です。
むだな力が抜けるとだるい足がすっきりと楽なり、軽やかに。予防につながる。
だるい足に限らす、本当に現代人は力を入れすぎています。そして、そこに気が付ない方が非常に多いです。
でも、無駄な力が抜けて生活がおくれるようになると、不調が改善していくだけではありません。
自分の気持ちに素直になり、体は元気になり、日々の生活が充実していきます。
心や体は日常生活の積み重ね。いきなり変わる事はありません。急激に変化させようとすると、急激に戻ろうとするリバウンドが起きます(ホメオスタシスの働き)。
だからこそ、少しずつ行っていくことで、元に戻ろうとする力が弱くなり、いい状態へ移行していきます。
日々の生活の中で、心身の無駄な力が抜けた状態を築いていきましょう。より具体的な調え方はこちらをご覧ください。
http://kinokatachi.com/shiseimerumaga2016/
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