あなたは箸を正しく持ってていますか?
最近の子供は箸の持ち方があまりよくない子も多いようですが、持ち方によって心とからだの状態が変化していきます。
以前に箸の重さを感じることについてお伝えしましたが、今回は持ち方についてです。
箸(物)の重さを感じると力が抜けてくる
適当な持ち方をしていると、指先に必要以上の力が入ります。
そうすると、指先の緊張は肘に伝わり、肩、首へと伝わっていきます。
首、肩が緊張していると筋肉が固くなり、気・血液・水のめぐりが悪くなり疲れやすい、肩こりになりやすいからだが出来てきます。
また、指先の動きは脳の働きに影響を与えていきます。
指先が緊張して、硬い動きをしていると記憶力、集中力の低下に繋がりやすくなります。
頭の硬い人になりやすいかもしれません。
ですが、箸を正しく持つことで、指先、首、肩などの無駄な緊張が取れていきます。
緊張が取れることで、気・血液・水のめぐりが良くなり、より繊細な動きができるようになります。
その結果、首、肩への負担が減り、脳にも気・血液・水がめぐりやすい状態ですので、記憶力、集中力の向上に繋がります。
気の観点からいえば、姿勢を良くして、箸を正しく持つことで気が下がり、重心が下がっていきます。
その結果お腹の力がつき、腹が据わった状態へと変化していきます。
箸で繊細な動きができるようになると、繊細な心が養われていきます。
こういう日常生活の小さな積み重ねをしていくことが日本人の繊細な心遣いやおもてなしの精神を養っていくのです。
読んで頂き、ありがとうございました。