現場にいてもよく相談されますが、「寝つきが悪い」という話をよく聞きます。

夜布団に入り、寝るまでに30分以上かかるかたは寝付きが悪いと言えます。

そういう方からよく聞く声の中に

眠っていなくても少しでも寝床に横になって体を休めでいる

という話をよく聞きますが、この行動は逆効果で余計に眠れなくなってします

それは脳は場所と行為をセットで記憶する働きがあるからです。

例えば、布団の中で30分以上眠れずに布団にいて眠れないと思って過ごしていると、脳は布団を眠れない場所と認識します。

布団で考えて事ばかりしていると、布団に入ると脳は考え事しやすくなる働きをしていきます。

同じように、布団の中で携帯をいじる、テレビを見るなどをすることを繰り返していると布団はその行為をする場所と認識するので、深い眠りに入る妨げになってしまいます。

後、意外と多いのが布団の上でストレッチしているという話もよく聞きます。ダメとは言えませんが、睡眠だけのことを考えた場合は布団の外で行った方が深い睡眠に入りやすくなります。

ですので、布団に入り30分以上眠れない方は布団の中にいるのではなく、布団から出てしまい、眠気が来たら布団に入るように生活をすると脳は布団を眠る場所と認識し、布団に入れば眠気がおきやすくなります。

布団にいて15分以上眠れなかったら布団から出ることおすすめします。

睡眠のことだけを考えた場合、理想的なのは

布団の中には何も持ち込まない

布団の中では眠ること以外の行為はなるべくしない

脳の働きとして、睡眠に集中させてあげる環境をつくることで、深い睡眠に入りやすくなるのです。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

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